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学術研修

2016年1月20日

禁煙支援薬局認定研修会と「ニコアン」

こんばんは。みつばち薬局紫野店のおばさん1号です。

 

2015年度第2回

禁煙支援薬局認定の研修会を週末に控え

すこしずつ勉強しています。

 

禁煙支援薬局は年2回の講習を受けることで

個人ではなく、薬局が認定を受けられるものです。

 

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以前配属されていた花ぐるま薬局では

近隣の診療所が「禁煙外来」を設けていたので

禁煙支援、指導の機会がありました。

ですが、たばこが「嗜好品」である以上、

健康に悪影響があっても止められない患者さんへのアプローチは大変難しいものでした。

 

なにか良い指導書は無いものかと探していたとき

京都に復活した書店、丸善で見つけたのがこの本です。

 

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「禁煙、というと、一生我慢し続けるイメージで苦しくてたまらない。」

「ニコチンアンインストール」という考え方は、

「税収目当てで国に公認されている、たばこという麻薬」を正しく知り

その精神的、身体的依存性のために「ニコチンストーカー」になっていた自分と決別する

痛快なストーリーとして、おもしろおかしく書かれています。

 

著者の六本木タツヤという方は医療従事者ではありませんから

出典がはっきりしない表ですが

その強い精神的肉体的依存性を印象づける力があります。

 

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元のレポートにTHELANCET.comでアクセスできます。

Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse

http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(07)60464-4/fulltext

 

THELANCET.com に register してあれば Tables and Figures のTable 3

が元になっていることが確認できます。

 

 

研修会のグループワークやロールプレイは

あまり得意ではありませんが

花ぐるま薬局のS山君も参加するようなので

でこぼこコンビで頑張ってきたいと思います。