禁煙支援薬局認定研修会と「ニコアン」
こんばんは。みつばち薬局紫野店のおばさん1号です。
2015年度第2回
禁煙支援薬局認定の研修会を週末に控え
すこしずつ勉強しています。
禁煙支援薬局は年2回の講習を受けることで
個人ではなく、薬局が認定を受けられるものです。
以前配属されていた花ぐるま薬局では
近隣の診療所が「禁煙外来」を設けていたので
禁煙支援、指導の機会がありました。
ですが、たばこが「嗜好品」である以上、
健康に悪影響があっても止められない患者さんへのアプローチは大変難しいものでした。
なにか良い指導書は無いものかと探していたとき
京都に復活した書店、丸善で見つけたのがこの本です。
「禁煙、というと、一生我慢し続けるイメージで苦しくてたまらない。」
「ニコチンアンインストール」という考え方は、
「税収目当てで国に公認されている、たばこという麻薬」を正しく知り
その精神的、身体的依存性のために「ニコチンストーカー」になっていた自分と決別する
痛快なストーリーとして、おもしろおかしく書かれています。
著者の六本木タツヤという方は医療従事者ではありませんから
出典がはっきりしない表ですが
その強い精神的肉体的依存性を印象づける力があります。
元のレポートにTHELANCET.comでアクセスできます。
Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(07)60464-4/fulltext
THELANCET.com に register してあれば Tables and Figures のTable 3
が元になっていることが確認できます。
研修会のグループワークやロールプレイは
あまり得意ではありませんが
花ぐるま薬局のS山君も参加するようなので
でこぼこコンビで頑張ってきたいと思います。