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学術研修

2016年3月30日

第14回近畿地協薬剤師交流集会が開催されました

3月21日に京都テルサにて「第14回近畿地協薬剤師交流集会」が行われました。この集会は近畿地方の民医連に所属する薬剤師が企画・担当を行い、自分たちの薬局のレベルの確認と、薬剤師の社会的役割を再認識し、その資質向上を目指すことを目的に隔年ごとに開催され、今回で14回目を迎えます。

今回のメインテーマは「実践!薬剤師政策」。全日本民医連の薬剤師政策にある民医連薬剤師の「2つの視点」を改めて認識し、「5つの目標」の実践を共有すべく企画されました。参加者数は薬剤師、事務、奨学生、講師等含め329名。

午前中のメインの記念講演は京都民医連会長で、かどの三条こども診療所所長の尾崎望先生に「ベトナムのリハビリ支援から学ぶ」~枯れ葉剤の事、戦争の事~と題して、ベトナムの歴史から政治経済に始まり、ベトナム戦争と枯れ葉剤被害の実相・リハビリ支援の歩みをご講演いただき参加者へのメッセージもいただきました。

ポスター発表は38演題登録され、今回は参加者からの投票でグッドデザイン賞、学術賞、民医連賞の3賞を決定しました。午後からの分科会は「医療連携」「在宅医療」「医療安全」「薬害」「緩和ケア」「薬学生実務実習」の6つに分けて行われ、活発な発表・意見交換が行われました。

 

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