コムファリレー

学術活動

適塩フォーラムin Kyoto

京都コムファ あゆみ薬局 薬剤師Yです。

底冷えの厳しい京都市内で迎える冬は、今年で3回目になりました。

 

あまりタイムリーな話題ではないのですが、

先月末(11/26)に開催された「第2回 適塩フォーラムin Kyoto 2017」に参加した報告を少し。

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このフォーラムを知ったのは、Yが出席している糖尿病チーム会議のDr.から面白そうな勉強会があると紹介されたことがきっかけでした。

 

【第一部】基調講演「沖縄野菜と減塩の食事について」琉球大学の等々力英美先生

パネルディスカッション

「在宅栄養指導の取組み」京都訪問栄養ネット代表 樹山敏子 氏

「消費者の立場から」京都生活協同組合副理事 柴田弘美 氏

「訪問ヘルパー対象の食事療養講習会」京都栄養医療専門学校 山本百希奈 氏

「企業戦略としての『適塩』」大塚食品株式会社ヘルスプロモート部部長 畑孝彦 氏

【第二部】「地域・在宅における適塩~ここまで来た!美味しい宅配弁当のいろいろ~」

宅配弁当会社7社による宅配弁当の試食会

 

普段の在宅業務中に患者さんが宅配弁当を食べている場面に遭遇する事はよくありますが、自分自身が実際に食べたことはありませんでした。お弁当が試食できる機会は滅多にないと思い応募する事にしました。

 

どんなお弁当が食べられるのか前日の夜からわくわく!

 

第一部も様々な職種から見る適塩への取り組みが大変面白く、勉強になる事ばかりでした。減塩と聞くと、頑張って塩分を控えないといけないという患者サイドからすればマイナスなイメージがあるのですが、「適塩」は適切な塩分摂取という意味合いの言葉だそうです。減塩よりラフなイメージのようです。

もっと「適塩」の認識が広がるように勉強会を活発に開催されているようです。

 

講演の後は、待ちに待った試食タイムです。順番に7社のお弁当を食べ歩きました。どのお弁当も塩分はだいたい2gほどです。塩分控えめだと薄味なのでは?と思っていましたが出汁を上手く利用したり、素材のうまみを引き出す調理工程にしたりと様々な工夫をされているそうです。ハンバーグのお弁当もありました!(それでも塩分2g以下なのです!)そしてカロリー制限や蛋白制限のある方向けの特別メニューや、嚥下機能に合わせたきざみ食やとろみ食などバリエーションも豊富です。見た目の彩も美しく、味も大変おいしく作られています。

美味しかったので自炊が困難になった場合は、積極的に宅配弁当のサービスを利用したいと思います。

 

 

フォーラム終了後は嵐山の紅葉を観光して帰りました。

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第15回近畿地協学術交流集会 発表

みつばち薬局上賀茂店 薬局長の前田です。

11月23日に神戸勤労会館で第15回近畿地協学術交流集会が行われ、演題発表をしてきました。今日は薬局の取り組みを紹介する意味も込めて、その抄録を載せようと思います。

 

近畿地協写真.JPG

 

 

演題名「民医連らしいかかりつけ薬局を考える~患者背景に目を向けた事例から~」

 

【はじめに】

2016年診療報酬改定で「かかりつけ薬局・薬剤師」がクローズアップされたが、かかりつけ薬局として信頼されるためには地域に根差した活動が不可欠である。今回は薬局の事例を紹介しつつ、かかりつけ薬局になるための方法を考察する。

【事例】

①    外来指導中に介護保険の申請をしていないことが判明した事例

対象はY.Tさん80才女性。高血圧の薬を飲まれており、服薬指導の最中に立ち上がりのことを尋ねた際に「最近足腰が悪くなってきて、ベッドが欲しいけど中古のものとか無いかしら」と発言あり。介護保険で借りられるのではないかと思い尋ねると、申請していないことが判明した。

その後本人の許可を得て、地域包括ケアセンターに連絡。支援員に家への訪問をしてもらい、介護保険の申請に繋がった。センターも今まで訪問を断られており、定期的な訪問の良いきっかけになったと感謝された。その後、顔を覚えてもらい血圧を医療機関ですら測りたがらないが、薬局で声掛けすると測ってくれるようになった。また副産物の成果として、この時に地域包括ケアセンターへ薬局から連絡したことにより、学区単位の地域包括ケア会議に呼ばれるようになった。

②    自費処方箋の患者に声かけしたところ、保険料の滞納が判明した事例

対象はW.Tさん68歳男性。2013年の開局当初より、門前の医療機関で自費の処方で時々シップだけもらわれていた。その後、血圧の薬も出るようになったが、不定期での受診だったので尋ねてみると「お金が苦しいので大事に飲んでいる」と発言あり。片足が義足の方であるが、年金は会社で働いていた時のお金だけ、障害者年金は重複してもらえないと言われた。保険料払うのに60万円支払いがいると言われて払えないのでやめたとの事。

詳しく話を聞くと、在職中は私学の職員としてお勤め。給料と障害者年金を受給されていた。退職時国保に移行する際に前年度までの収入が反映されるため国保料が高額であった(60万円/年)。そのため年金のみでは支払困難と思い、無保険になってしまっていた。ただ、年金は20万円/月あったため、生保や無低診の対象ではないと考えられた。41公費(京都市の老人医療助成)の説明は行ったが、難しいと考えられた。

しかし、このまま自費では今後年齢を重ねて体調不良になった時に、保険料滞納の支払いが困難になることが考えられるため役所に相談した方が良いとお伝えして経過をみることに。

半年後、国保を取得されたこと確認。本人が役所で確認した所、年収が低くなったため国保料の額が安くなったことが判明したため、支払うことにして保険証を発行してもらえたとのこと。

【考察】

どちらの事例にも共通して言えるのは「薬局が気になったことを一歩踏み込んで聞いたから」改善したと言える。患者さんに信頼してもらうためには、悩みを解消するなどの日々の積み重ねが必要だが、それは薬の領域に留まらない。生活面へも目を向けることも大事である。それが出来るのは民医連の薬局だからであり、特色の1つではないか。来年度の診療報酬改定に向けて、健康サポート薬局を取得する大きな流れはあるものの、薬局はもっと様々な「色」があって良いのではないか。地域包括ケアへの参画や患者背景に目を向けた取り組みもかかりつけ薬局につながる方法の1つであると考える。

 

ここまで読んでくれた方おられましたら、ありがとうございました。

薬剤師にはもちろん薬の専門性を問われる事になるかと思いますが、これからの薬局情勢にはプラスアルファが求められると考えています。患者さんの生活の質を向上させるには、こういった制度面を紹介することが必要なケースも出てくると思います。こういった生活面に目を向けた取り組みが出来るのも京都コムファの特徴の1つではないかと考えています。

 

今の薬局で働いて5年になりますが、患者さんの顔なじみの方も増えて相談されることが増え、充実した指導が出来ていると感じることが多くなってきました。かかりつけ薬局となっていくためには、やはりある程度の年数同じ所で働いた方が良いと実感しています。「地域で長く働きたい」と感じている学生さんがおられたら、是非見学に来てください。お待ちしています。

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4年目研修 ~災害時医療を考える~

4年目の研修は半日を使って同期6人で災害時医療について学習しました。

初めに東日本大震災の支援に行かれた先輩薬剤師から実際に行った内容や、経験を聞き、災害時にいかにチーム医療が重要であるか、日頃の医療活動の経験が生かされるかを学びました。更に、支援に行く人、支援を出す現場職員に余裕があって初めて実現するものと感じました。

後半は事前学習を元にしたグループワークでお題は2つ。

1つ目は「避難所に支援に行く際の支援物質としてどういった医薬品を選らぶか?」という内容。2チームに分かれてそれぞれ意見を交わす中で、私たちのチームが重視したのは汎用性と緊急性。第1位に選ばれたのはカロナール錠。解熱・鎮痛の使用用途が多く幅広い年齢層に使用される。他は整腸、咳止め等選ばれ、そのあとは慢性疾患が選ばれた。一型糖尿病の方がいることまで想定してインスリン注射も検討。様々に意見が出ました。

先輩薬剤師からは、「避難所で危険なのは感染症であり、感染が疑われた方は医療機関に送るようにしている。慢性疾患の方も処方は3日分程度で、外の医療機関の再開されたところに行って対応してもらうのが原則。支援物質ではほとんど対応しません。」と教えていただき、勉強になりました。

2つ目は「災害に備えて自身らの薬局で事前に備えておくこと」「患者に対して啓蒙する事」という内容。

一般的な「職員間の連絡網」「災害時マニュアルの整備」や「整理整頓」「棚の落下対策」など挙げられ、薬局としては「衛生材料の備蓄」なども必要と意見が出ました。

患者への啓蒙は難しく「お薬手帳の携帯」「自身の病識、薬識を持っていただく」ことなど挙がった。あとは私たち薬剤師が常日頃いかに丁寧に説明するかにかかっているように感じました。

災害時を想定した今回の学習で日頃の業務を振り返ることもでき、有意義な研修となりました。

花ぐるま薬局 宇野

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あゆみ薬局から学術発表を行いました

先日の10/9、10に第49回日本薬剤師会学術大会が名古屋にて開催されました。

京都コムファからはあゆみ薬局から「在宅実習においての実務実習」と題してポスター発表を行いました。

あゆみ薬局では在宅訪問を行っている件数が多く、実習生にも在宅医療を理解してもらうために、実際に薬剤師と一緒に訪問をしてもらっています。実習レポートなどを通して在宅医療に関しての意識の変化などを発表しました。

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全日本民医連糖尿病シンポジウム

全日本民医連糖尿病シンポジウムに行ってきました。

最近暑い日が続いてるので、涼しく過ごせた北海道を思いだしながらかきたいと思います。

2年に1回行われる全日本民医連糖尿病シンポジウムが先月の中旬に北海道で行われました。
今回は「暮らし・仕事と糖尿病」というテーマでしたが、特に若い方では経済的負担が大きいほど糖尿病療養が難しくなるといったことや、その他の療養上の問題についてどのように関わっていけばよいのかなどとても勉強になる内容ばかりでした。

160810.jpg糖尿病の薬は値段が高いものも多いので、治療を継続したくても難しい方もいらっしゃると思います。そのため経済的に継続出来る薬なのかといった視点も持ち、患者さん一人一人に関わっていく事も薬剤師として必要なことだなと思いました。

次は2年後に新潟でシンポジウムが開催されるので、また参加出来たならと勝手に思っています。

 

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