大切に保管
先日、花ぐるま薬局での出来事
上品な女性が訪れました。
女性『認知症の有るおばあちゃんが持っている坐剤を使ったが、
いつのものか何の薬か分からない。本人は痛み止めの坐剤と言うが・・・』
「11S 」・・?
薬剤師『お調べします』
坐剤のロゴマークから、製薬会社を検索
パソコンの様々なツールで検索を試みること数分・・・
しかし患者さんの家族をお待たせしていると感覚的には数十分に感じられる。
おお!
※ 今回は、SAFE-DIのホームページより発見
てんどうせいやくと読んだあなた、
あなたは私の同類です。
正しくは「あまとうせいやく」江戸中期に創業された由緒正しき会社です。
さっそく天藤製薬に電話し、「11S」の商品名を教えて頂く
天藤製薬『お待ちください、お調べします』
15分経過・・・
天藤製薬『ボラギノールS坐剤という商品でした。但し、1981年で製造販売中止されています。』
薬剤師『三十年以上大切に保管されたお薬のようです・・』とお伝えし、様子みて変化があれば受診をお勧めする
女性『え・・・どこにそんな古い薬を置いていたんでしょう?』
薬剤師『・・・』
花ぐるま薬局では、患者さまや家族より問合せがあった時に記録を残すようにしています。
そうする事で、再び問合せがあった際にスムーズに返事できるようにしています。
以上、花ぐるま薬局 花子 でした。