バイタルサイン研修会に参加しました
京都コムファで行っている薬剤師研修。今年度のテーマは、
「フィジカルアセスメントの基本」(肺音、心音、腹音の聴診と患者の観察)です。
患者さんの体調管理を行う技術を身につけるための研修です。
在宅訪問で患者さんのお宅へ伺った時、体調を確認することも薬剤師の大切な仕事です。
普段から、在宅持ち物ポーチの中には体温計が入っていて、発熱が疑われる場合
検温して解熱剤をのんで頂き、医師に報告することがあります。
主治医の指示があれば、血圧測定、SPO2測定を行っています。
今回の研修。
基礎的な講義のあと、実際に聴診器を用いて、肺・心臓・お腹の音を聴きました。
まずは、研修者がペアになり、正常な音を聴き取る練習です。
初心者なので難しいです。
続いて、“フィジコ”と呼ばれる患者役の人形を相手に、
「連続性」?「断続性」?
「いびき音」「笛声音」「水泡音」「捻髪音」?
など、胸を聴診し、呼吸の音を聴きわけて病状を推察しました。
難しいです。
自信をもって業務に役立てるためには、時間がかります。
慣れることが大切です。
継続した学習が必要だと実感しました。