冬到来・・マスクの季節ですね
こんにちは みつばち薬局 上賀茂店 ちょっぱーです。
紅葉もそろそろ終わり寒さが厳しくなってきましたね。急に冷え込んだりで風邪をひいてる方も多いと思います。なので今回はマスクについてです。
最近の若者たちには「マスク依存症」もあるらしいですね。便利なマスクですがきちんと使用するのとしないのでは大きな違いがあります。
マスクは、不織布かガーゼがお勧め
昔のマスクは主にガーゼで作られていて、洗って何度も使用するタイプでした。現在は不織布という素材が主になっています。それぞれのメリット、デメリットをあげてみました。
ガーゼタイプは保温、保湿に優れているので、喉がイガイガして咳き込む時などの場合などにお勧めです。ただ息苦しい感じがあり、繰り返し使うので衛生面に若干問題ありと考えられています。
不織布タイプの場合は、その字の通り「織っていない布」です。繊維を特殊な方法でからみ合わせて布状にしています。通気性が高く、小さな粒子も防ぐ他、値段が安い、軽い、サイズが多様、使い捨てできるので衛生的という複数のメリットがあります。
また、不織布は、現在製造されているマスクのうち9割を占めています。マスクの主流は不織布ということでしょうか。
マスクの形は、主に三種類あります
マスクは、不織布が主流であるとお伝えしましたが、どんな形があるのでしょうか。現在ドラッグストアなどでいろいろな種類が売られていますね。主なものは、三種類あります。
1.プリーツ型…フィット感がある、軽いのでしゃべりやすい、呼吸が楽にできる
2.立体型…顔の形にフィットする、マスクと口の間に余裕があるのでしゃべりやすく、呼吸が楽
3.カップ型…密着するので、空気がもれない
プリーツ型は、現在数多く販売されているため、最も安価と思われます。
立体型は少し尖がった鳥の口ばしのような形で、プリーツ型よりもフィットし、口の部分がマスクに付かないため、より呼吸も楽に出来ます。
カップ型は、更に立体型よりも密着するので、顔とマスクに隙間が出来にくく、ウイルスなどの進入を防ぐ意味では最も効果的です。
マスクは、顔にピッタリなのを選びましょう
マスクは、ご自分の顔にぴったりフィットするものを選びましょう。顔とマスクの間に隙間があると、花粉やウィルス、ゴミが入ってきてしまいます。
市販ではいろいろなサイズが出ています。レギュラーサイズでは、90x175mmくらいですが、小さめ、大きめ、子供用などがあるのでぴったりのものを選びましょう。ポイントは、付けてみて「隙間が空かないこと」です。
マスクって付け方があるって知ってた?
そのまま気の向くままに何も注意せずにマスクを付けても良いのでしょうか。いえ、実は、マスクの付け方はちゃんとある、という事をご存知ない人は結構多いのです。
これが、マスクの正しい付け方です!
それでは、プリーツ型のマスクの付け方です。鏡を見ながらつけるようにしましょう。
1.マスクの上下裏表を確認する。
2.上下にプリーツを伸ばし広げる。
3.針金部分を鼻の形に合わせるように指で押さえて整える。
4.プリーツをあごの下まで伸ばす。
5.顔の形にフィットさせながら、両耳にゴムをかける。
マスクの裏表、上下を確かめて
プリーツマスクをよく見てみたことはありますか?まず、だいたいのメーカーで、針金がはいっています。
これは鼻に密着させるためなのです。ですから自由に形を変えて構いません。ですから針金が入っている方が鼻側です。
次に表と裏です。「えっ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、マスクにも表と裏があるのです。「プリーツ」で判断しましょう。プリーツは、伸ばして顔にフィットするように、という目的で付いています。
プリーツの「ひだ」を上向きに付ければ、ひだの間に花粉やゴミがたまってしまいます。ですから、プリーツの「ひだ」の下向きになっている方を「外側」にします。これで、上下と表裏がわかったと思います。
また、中央から上下対象にプリーツが付いている場合、つまりマスクをつけてみて、口の部分から下のプリーツが上を向いているマスクも販売されています。その場合は、口から上のプリーツの向きが下を向いている方を「外側」としてくださいね
マスクの付け方があるように、マスクの正しいはずし方もあります。気をつけないと、せっかくマスクを付けて風邪や花粉の予防をしたはずなのに、逆効果になってしまいます。
マスクの外側は触らないようにはずし、そのままふたのついているゴミ箱へ捨てましょう。
また、マスクをかけている間、たまにマスクの外側に手を触れながら、咳をしている人を見かけることはありませんか?これは実はNGです。
マスクの外側は、やはりウイルスや花粉ほこり、ゴミがいっぱいついているので、触ってしまうと手に付いてしまいます。それを忘れて、汚れた手で顔や他の物に触ってしまうので、マスクの外側のフィルター部分には触ってはいけません。
ながながと書いてしまいましたが、結局マスクもお薬もきちんと使い方を間違えずに使うことが何よりも大切です。
これからインフルエンザなども流行ることが考えられますので、皆さんくれぐれも「手洗い・うがい・正しいマスクの装着」をお忘れなく。