震度6弱の地震

先の大阪を震源地とした地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。またお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。

以下は、私の体験記です。

6月18日朝、月曜は時差出勤のため自宅にいた私。玄関で靴の整理をしようとしゃがんでいた時にそいつはやってきた。

ズドンと来た後にグラグラと尋常ではない揺れが。それも実際は数秒だったのだろうが、何十秒も揺れているかのように感じた。水屋から湯飲みが飛び出て床に落ち割れた。別の部屋に積み上げていた本が何冊か床に落ちた。我が家の被害はこの程度だった。

さて薬局はどうなっているか、10時半からの仕事だが早めに出勤しないと。

朝からの仕事のU君に連絡を取ろうと薬局にファックスを送ろうとするが電話回線がビジーでつながらず。仕方なくパート事務さんにラインの無料通話が通じたので連絡する。

さて私の居住地は大山崎町。大阪府の高槻市のほぼ隣。後の情報で分かったことだが震源地に隣接していた。

通常の通勤手段は阪急電車で西院まで行って、そこから自転車置き場に預けている自転車に乗って職場までなのだが、JR含めて鉄道が全て即ストップしたので、夫に頼んで職場まで送って貰った。

職場は特に停電もなかったので異常は無く（停電すると調剤機器が動かないので大変なことになる）1日の仕事が終了した。

夕方6時になって阪急電車がまだ運転を見合わせていたので夫に連絡して迎えに来て貰うことに。が、電車が動いていないので道路は混むばかり。どこを通っても渋滞。やっと8時前に職場近くまでたどり着いてくれた。私が乗ってから家にたどり着くまでにさらに2時間弱かかって自宅にたどり着いた。あーしんど。（ご主人さん、本当にありがとう）

で、晩ご飯をそれから食べて11時頃食器を洗おうとガスのスイッチを入れるもいっこうに水がお湯にはならない。そう、ガスのメーターのところで安全装置が働いてガスがストップしていた。ガスメーターの前から表示してあった電話番号に電話して安全装置の解除の仕方を教えて貰う。やっとお湯が出て一安心。（今もガスが止まっている地域の人、ごめんなさい）

夜中と明け方に比較的大きな余震があり安心して眠れない夜だった。

大きく揺れている時に自分の身を守る行動を取るようにとテレビなどで何度も聞いてはいるが、私は「あー、揺れてる！」としか思わなかった。夫も何も考えられなかったと。普段から想定していないと駄目なんだと思った。電車が止まると言うことがどれだけ都市にとって大変なことなのかを身をもって体感した。

なごみ薬局　のぶさんでした