コムファリレー

2017年12月 1日

『医薬品副作用被害救済制度』

『京都コムファ、コスモス薬局 薬剤師のサッカー小僧です』

 

11月30日に2年目研修の講師として医薬品副作用被害救済制度について話してきました。

皆さんは医薬品副作用被害救済制度についてご存知ですか?

 

医薬品は正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。そこで、医薬品(病院・診療所で処方されたものの他、薬局等で購入したものも含みます)を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほどの重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度が、医薬品副作用被害救済制度です。

給付の請求は、健康被害を受けたご本人またはそのご遺族が直接PMDA(医薬品医療機器総合機構)に対して行います。その際に、医師の診断書や投薬・使用証明書、受診証明書などが必要となります。支給の可否は、厚生労働省が設置し外部有識者で構成される薬事・食品衛生審議会における審議を経て、厚生労働大臣の判定結果をもとに決定されます。給付までには1年から1年半程度かかることが多いようです。

独立行政法人医薬品医療機器総合機構 健康被害救済部の平成28年度調査で,医師・薬剤師・看護師・歯科医師3500人にインターネット調査したところ認知率(知っている+聞いたことがある)は82%,認知率(知っている)は高い順に薬剤師92%、医師87%、歯科医師81%、看護師72%だそうです。一般の人の認知率(知っている+聞いたことがある)29%と比べると高いですが,まだ100%ではありません。

医薬品副作用被害救済制度は申請しても必ず支給されるわけではありませんが,せっかくある制度なので多くの人に知っていただき広めていきたいと思いました。

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