コスモス薬局 コスモス薬局

こすもす日和

2021年11月2日

人権caféで学んだこと

コスモス薬局 事務 山中です。

民医連は無差別・平等の医療の福祉の実現をめざす組織です。

「いのちの平等」、「人権」を基本にすえた医療・介護活動を行っています。今年からは新たに、民医連新聞の号外として「人権Cafe」を月1回のペースで発行しています。

コスモス薬局では職場会議で「人権Cafe」を活用して職員同士で学び語り合うという取り組みを始めています。
10月の職場会議で最後の「人権Café Vol.6 人権としての社会保障」です

私が一番印象に残ったのは日本国憲法25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することとされています。生活保護法のことです。以前私が対応したことのある患者さんで生活保護は恥ずかしいこと、隠さなければいけないことと認識されていました。資産や能力を活用しても、生活を維持できないとき、憲法25条の権利使って生活保護を利用できるものだとおもいます。 しかし、残念ながら、生活保護については、誤った情報 がまことしやかに流布されて、様々な偏見を生んでいます。

なぜ今回、書かせていただいたかというと先日「護られなかった者たちへ」の映画を見ました。これも生活保護を題材にした話です。生活保護の不正受給のこと、ケースワーカの苦悩、生活保護の偏見などがわかりやすく映像化されていました。

憲法25条とはなんだろうと考えるいい機会となりました。

★先日食べたモンブラン。食欲の秋です。秋は楽しいですね( ´艸`)