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あゆみ薬局ブログ

2022年5月6日

「幸せ」について考えた本

それは

「The three happiness 精神科医が見つけた3つの幸福」 樺沢 紫苑著 という本。

「幸せとはなにか?どうすれば幸せになれるのか?」ということを脳内物質の働き
とともに説明されており、どうすればよいかという実用的なことも教えてくれている。
日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質として「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」
の3つが特に注目され、この3つが脳内で出た状態が幸せであり、幸福物質を出す条件とい
うのが「幸せになる方法」と言っている。
「セロトニン的幸福」とは「心と体の健康」、「オキシトシン的幸福」とは「つながり・愛」
「ドーパミン的幸福」とは「成功・お金」で、この3つの幸福を得るためには「優先順位」が
あると言っている。
それはセロトニン的幸福→オキシトシン的幸福→ドーパンミン的幸福の順で、その順番を
間違えると幸福になるどころか、体を壊したり、依存症を引き起こしたりすると言っている。
セロトニン的幸福・オキシトシン的幸福という土台がしっかりしていると、ドーパミン的幸福
はいくらでも積み上げていくことができ、結果として3つの幸福を手に入れることができ
ると。
そして一つ一つの幸福を得る具体的な考え方や方法をそれぞれに解説してくれている。
(著者は「幸せになるための実践的なガイドブック」のつもりでこの本を書いたと)

この本を読んでふと、かの国の指導者たちも、これを読んで自分自身の身近にある幸せに感謝の
念を持っていれば隣国との関係性も違うものになったのだろうかと思ってしまった。