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薬局日記

2015年4月22日

民医連の視点に立った医療とは

普段私たち薬剤師は患者さんにお薬を渡しています。

話を聞くなかで、もしくは在宅訪問してみて 「あれ?おやっ?と思う事があります」

それは、認知症の兆しであったり、生活に困っているのではないかという疑問であったり様々です。

 

ケアマネージャーさんやケースワーカーさんに相談する事もありますが、結果どうしようもないこともあります。

例えば、医療費の支払いに困っている方に無料低額診療という制度があります。

経済的な理由で必要な医療を受けられない方に対して医療費の一部もしくは全額を免除する制度です。

しかし、この制度は対象となる病院で行う事ができますが、保険薬局では行えません。

 

民医連では保険薬局にもこの制度の拡大を!という運動を行っています。

個人ではどうしようもない事、声を集めて活動する、これが民医連の視点に立った医療ではないかと思います。