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薬局日記

2017年3月27日

医療現場体験

少し前になりますが3月7日に薬学生の医療現場体験を受け入れました。

京都民医連の体験で、6日に京都民医連中央病院、7日に保険薬局体験のプログラムです。

 

なごみ薬局には摂南大学の5年生のNくんが来られました。

病院も保険薬局もすでに実習が終わっているので調剤の実際などは計数を少しやって貰ったぐらいで、主に在宅患者さんの訪問同行と仁和診療所のカンファレンス参加で1日の体験をしてもらいました。

 

在宅同行はその日に対応する在宅の半分程度同行して貰って仁和学区のあちこちをかけずり回って貰いました。

在宅患者とその家族が家で実際にどのように過ごされているのか、案外明るく暮らしておられるお宅に同行して在宅のイメージが変わったようです。

麻薬を使用している患者さん宅にも行ってもらいました。

 

Nくんが昼休みに言っていたことは

「在宅に興味があるので、保険薬局は魅力です。ただ最初から保険薬局に入ってしまって病院を知らないのはどうなのかと思って迷っています。」

 

おっしゃる通り!大事な選択だし、迷うのも当然。

 

私も長年薬剤師をしています。最初診療所勤務で一人薬剤師。

右も左もわからないままやってしまったので勉強させてほしいと移籍を希望し病院へ。

4年病院にいてまた最初の診療所とは別の診療所に。そこからいろいろ行ったり来たりで2000年に開局したなごみ薬局で初めて保険薬局に。

もう病院の仕事は忘れてしまった感じですが、色々携わってみないとどんな仕事が自分に向いているのかは分かりません。

ちなみに私はやっぱり保険薬局が良いかな。それもなごみ薬局が。

 

好きなことを仕事にしてもうまくいくとは限りません。

自分に合った仕事を見つけるにはやりなおしする決意も必要かも知れません。

そんなこと書いたらコムファに就職して貰わなくても良いように受け止められるかも知れませんが、そんなことはありませんよ!どんどん入職して頂きたい。

そして新しい自分を磨いていって欲しいと思っています。

その上で、自分で考えて保険薬局で働くか、病院で働くか、薬剤師として携わる別の仕事も有りますので考えて欲しいなあと思いました。

 

なごみ薬局・のぶさんでした。