4/22-4/23新人オリエンテーションに参加しました。

     4/22から4/23にかけて泊りがけで新人研修に行ってきました。

 主な講義内容は「①医薬品をめぐる情勢の特徴と、民医連薬剤師のめざすもの」「②困難事例から学ぶ格差と貧困問題」「③副作用モニター・新薬評価」「④薬害被害者からのお話～サリドマイド薬害について」という内容で、4月から新人として働いている僕にとっては大変勉強になる内容でした。

  講義①では日本の高額な薬価に至る構造の実態や日本がTPPに参加する事での医療・医薬品はどうなるかを考え、民医連薬剤師としての持つべき視点が優れている点を学びました。

  講義②では医療人として仕事を始めるにあたって患者さん・地域の方が置かれている状況について理解する事の大切さを学びました。

  講義③では実際の添付文書やインタビューフォームを使って、正しい情報をどこから引き出すか、薬を評価する力、大切さを学びました。

  講義④では、サリドマイド薬害について実際の被害にあわれた方の話を聞き、薬害は今も多くの人を苦しめ、人の人生を変えてしまう問題であると、肌で感じる事ができました。

また、同期の仲間たちと「こんな薬剤師になりたい」という抱負や、「薬害防止のために薬剤師は何をすべきか」という事を語り合いました。たくさん意見を交換し、考えさせられたり、刺激を受けました。夕食交流会を通じて、同期の仲間も増えました。

5月は東京で全国の仲間と研修です。