京都民医連薬剤部研修
もう1ヶ月ほど前の7月17日に
京都民医連の薬剤部・教育研修委員会主催で
2年目研修が持たれました。
教育研修委員会では入職時から4年目までの薬剤師を対象に
その時々に研修を行います。
今回の研修は医師から治療について話を聞くものでした。
第二中央病院の精神科医師・近藤悟医師からお話をしていただきました。
講義を受講する人は今年6名。
その6名は事前に医師への質問をアンケートに書き、
それを近藤医師は考慮して講義をしてくれます。
6名の受講者の感想を以下に抜粋します。
・精神科は多剤併用のイメージだったが、できれば単剤で治療したいという医師の話は驚きだった。言葉によるコミュニケーションがうまくいかなくても観察することで患者さんの状態を把握することができることを学んだ。
・相手にあわせて話し方、話す内容を変化させること、病棟で患者さんと話すときに実践していますがやはり難しいです。今日の講義を聞いて参考に出来ることが多々あったので明日からの病棟業務に役立ててみようと思う。
・自らの症状について話したがらない方への対応に苦慮していましたが「何か聞きたくなったら聞いてください」「困ったときには相談に乗ります」などで対応することを学び大変勉強になった。
・普段医師の処方意図を聞く機会がないのでとても良い機会だった。またこんな機会があればいいなと思った。
・患者さんそれぞれによってコミュニケーションの深さや方法を変えることの大切さを学んだ。医師としては単剤で治療したいと思っていることが印象的だった。
・患者さんの表現や答え方などからその患者さんの状態を少しでも理解して関係の維持ができるようにしていきたい。
今年は精神科の話でしたが、来年はどんな分野になるでしょうか。
なごみ薬局・のぶさんでした。(教育研修委員会担当より)