山陰線に乗って
3月20日、薬局の同僚と福知山に行きました。と言っても1人は福知山から通勤されているのでジモティーです。毎朝長距離通勤ご苦労様です。
私も2年前は綾部に住んでいました。いや、まだ住民票は綾部です。
ちなみに綾部、福知山、舞鶴を合わせて中丹(ちゅうたん)地域と言います。もちろん京都府です。丹後でも丹波でもなく、その真ん中にあるからでしょうか。
まだ家は残っており、やや傾いてますが、トタンの下は茅葺きの民家で「家は夏を旨とすべし」の言葉通り、夏は扇風機もいりません。冬は、、、、冬は凛とした空気が体を刺激します。
たまに雪が降ります。雪に覆われた大地や建造物はカラーからモノクロへ変わり、見なくていいものを隠してくれてるようで、大好きです。
春になるとたけのこ掘りに忙しくなります。鍋とボールが大活躍。ワサビもあります。場所はナイショ。
近所の人に梅をたくさんいただくので、梅干しからシロップからなんでもござれ。
その頃、蛍が窓に止まって光ります。こっちのみ~ずは甘いぞ。
ぼっとんトイレは家の外にあるので、暑い日も寒い日も満点の星を見上げることができます。溜まったものは畑にまわして循環します。
イノシシにも遭遇します。畑の野菜はこちらの許可なく自由にお持ち帰りされます。
井戸水は冷たいので、夏のそうめんは氷いらず。
夏の避暑に、、、、と言いたいところですが、夏は草の勢いが半端ではありません。エンジンかけて草を刈り払っていきます。大汗かいた後は畳の上でゴロン。風が体の熱をさらっていきます。今年もその季節が近づいてきます。
そうそう、福知山のはなし。
福知山温泉でのんびり。3人ともメガネなので手さぐり状態です。サルやイノシシがいても驚かないような野性味ある温泉でした。
広島の牡蠣船をそのまま移築した「かき末」という料亭で、たっぷりの牡蠣料理をいただきました。白味噌の鍋に牡蠣を入れ、すき焼きのように卵にくぐらせてお口の中へ。〆の牡蠣ご飯は羽釜で炊かれているのでおこげがいっぱい。仲良く分け合って残さず頂きました。
福知山城にも行きました。適当に積んだ石垣だね、と言っているとこれは穴太積みだとか。あの滋賀の。へえ~。失礼しました。
最近は京都のデパートにもある足立音衛門で甘味を食べてのんびりしていたら、由良川の治水記念館はもう閉まっていました。あらら、またの機会にいたしましょう。