熊本地震で思うこと
4月14日夜から続いている地震。阪神淡路大震災と5年前の東北の震災を思い起こした。
熊本城の石垣が崩れたり家やビルが倒壊したり橋が壊れたり。
避難している人が避難所にあふれかえっていたり、定期的に受けないと命にかかわる医療が必要な人が緊急に他県へ移動して医療を継続したり。
交通網も寸断され、ライフラインがずたずたになって店舗の営業も出来ず。
病院も被災して職員が出勤できなかったり、必要な医材や薬品が底をついたり。
搬送されてくるけが人や病人はあふれるなか、ほかの人と交代できずにずっと業務をこなしている医療労働者たちがいる。
こんなとき民医連の仲間たちは必ず現地に向かって支援をする。
民医連の仲間の病院に出向いて医師は診療にあたり、看護師は看護をし、事務職員は裏方の仕事に、薬剤師は薬を使える状態に整えたり代替薬の提案をしたりなど。
避難所にも出向き健康相談や臨時の診療所で診療をしたり、被災者の話を聞いたり、一緒に共感したり。現地に行けない職員はその気持ちをカンパで表現する。
今度の地震が一刻も早く収束すること、犠牲者が増えないように祈る。避難している人たちが1日でも早く元の生活に戻れるように…。
4/18 なごみ薬局、延岡でした。