いのちと健康を守る「架け橋」に いのちと健康を守る「架け橋」に

薬剤師のつぶやき

2016年6月17日

医師の診察に同行させてもらっています。

 コスモス薬局では、近くの老健施設に週に1回、入所している患者さんの薬をお持ちしていますが、4月から患者さんの医師の診察に同行させてもらっています。医師と看護師と3人で、患者さんの各部屋をまわります。

 最初は医師との同行に緊張して、聴診器を患者さんに当てさせてもらっても「うーん、心臓の音が聞こえない~」と焦りもしたのですが、回数を重ねるうちに、医師や看護師とも和やかに話のできる関係を築く事ができています。

 これまでは、施設の看護師に薬の説明をして渡すだけだったのですが、往診に同行する事で、患者様の病態や生活状況等のバックグラウンドを、直接知る事ができるようになりました。その事で、患者さんの薬物治療が、より質の良いものにならないかという視点も生まれました。また、その場で医師とも直接話ができるので、不要な疑義紹介の回数も、格段に減りました。

 往診同行を始めて3ヵ月目、まだまだ発展途上の部分も多いですが、連携を活かして患者さんに沿った薬物治療に寄与できたらと思います。

 

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写真は往診同行時に私が必携している、患者さんのカルテとテキストです。

 

 

                                                                         コスモス薬局 N・O