国連総会決議を支持し、パレスチナでのジェノサイドと戦闘行為の即時停止と占領終結、速やかな人道回復を求める
京都コムファ定例理事会は、下記の要請を決議しました。
国連総会決議を支持し、パレスチナでのジェノサイドと戦闘行為の即時停止と占領終結、速やかな人道回復を求める
2024年9月27日
一般社団法人 京都コムファ
定例理事会
2023年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ侵攻からすでに1年が経とうとしています。その後、一般市民の死ななかった日はないほどで、多くの子どもを含む4万人以上が亡くなっています。もはや安全といえる場所のないガザの中で何度も避難を繰り返しています。
世界中が非難しても罰せられたことのないイスラエルは、ガザ地区を物理的に閉鎖し、1年にわたりジェノサイドを実施しています。テレビ、インターネットの画面のすぐ裏側で、人類が経験したことのないような人道破壊が進められ、その惨状を世界中が目にしてきました。
また、非戦闘地域でも暴力によるパレスチナ人の住居・耕作地・生活の場を破壊しながらイスラエルが入植地を拡大していることも報道されており、我が国の外務省も非難しています。
イスラエルによる土地収奪やパレスチナ住民の強制移住、入植者及びイスラエル軍による暴力、占領地における人種、宗教、出身民族等に基づくアパルトヘイト政策は、国際人道法及び国際人権法に違反しています。また、イスラエルには自国の安全保障を理由にパレスチナの領土を侵す権利はなく、パレスチナ人の自決権を侵害し続けている占領を速やかに終わらせる義務があります。これらのことは国際司法裁判所も指摘しているところです。
今月18日、国連総会はイスラエルに対し、上記の国際司法裁判所の意見を踏まえ、パレスチナの占領政策を終わらせるよう求める決議を、日本を含む124か国の賛成多数で採択しました。
私たちは医療人として、とりわけ医療機関・学校・避難所への攻撃を看過できないものとして、重ねてイスラエルに対して強く抗議します。国連決議を尊重し、ただちに戦闘行為を止め、当地に食料・医薬品等を速やかに供給し、人道を回復するあらゆる手立てをとることをイスラエルに求めます。
また、決議に賛成した日本政府が、パレスチナ問題の解決に向けて速やかに、強い姿勢で行動することを求めます。
イスラエルによる隣国レバノンへの攻撃が始まり、ここでも多数の子どもを含む市民が巻き添えになって殺されています。国連グテーレス事務総長は、世界は「レバノンがもう一つのガザになるのを許すわけにはいかない」と警告しました。
私たち京都コムファは、医療人として、また「人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対」する民医連綱領に結集する法人として、新たな戦闘に重大な懸念を表明し、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認」し、一日一刻も早く、ガザにおけるジェノサイドと戦闘の停止、人道と平和を実現するよう求めます。
以上