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2025年7月24日

低血糖の「はひふへほ」と低血糖時の対応

本部のTです。今回は低血糖症状についてのお話です。

糖尿病治療薬を服用している方やインスリン注射をしている方は、血糖値が下がりすぎて、低血糖症状が起こる場合があり、注意が必要です。

 


低血糖症状

低血糖の「はひふへほ」というのをご存知でしょうか?

低血糖症状の代表的なものを覚えるための有名な語呂合わせです。
(“へ”と”ほ”は語呂合わせとして少し無理がある気がしますが・・・)

・は:腹が減り(空腹感)

・ひ:冷や汗

・ふ:ふるえ

・へ:変にどきどきして(動悸、頻脈) 変な言動(異常行動)

・ほ:放っておくと意識がなくなる(意識消失)

 

もう少し具体的に書くと、血糖値の低下に伴って、症状は以下のように進行していきます:

  • 血糖値が70 mg/dL未満
     → 動悸、発汗、ふるえ、空腹感、吐き気など

  • 血糖値が50 mg/dL未満
     → 頭痛、目のかすみ、眠気、あくびなど

  • 血糖値が30 mg/dL未満
     → 意識の低下、異常行動、重篤な場合意識消失(昏睡状態)

 

ただし、低血糖症状は人によって異なります。

「なんとなくおかしい」「違和感がある」と感じたときには、血糖値を測定して確認しましょう。

 


低血糖時の対応

低血糖の兆候があれば、まずブドウ糖(グルコース)を10g摂取し、15分ほど様子を見ます。症状が改善しなければ、さらに10gを追加で摂取してください。
※可能であれば、摂取前に血糖測定を行いましょう。

ブドウ糖が最も適していますが、ない場合は以下の代替も可能です:

  • 砂糖 20g

  • 砂糖を含むジュース(150~200 mL)

 

ただし、以下のようなα-グルコシダーゼ阻害薬を服用中の方は注意が必要です:

  • ボグリボース(ベイスン)

  • ミグリトール(セイブル)

  • アカルボース(グルコバイ)

 
これらの薬は砂糖(ショ糖)の分解・吸収を妨げるため、必ずブドウ糖を使用してください。

 


意識が低下している場合の対処

意識障害があるときは、すぐに医療機関を受診してください。
また、必要な場合はためらわずに救急車を呼んでください。

応急処置として、ブドウ糖や砂糖を唇と歯ぐきの間に塗りつけることで、口の粘膜からの吸収が期待できます。