学術大会で発表してきました。
なんだか、お土産屋さんで見かけそうな題名になってしまいました。
あゆみ薬局山本です。第47回日本薬剤師会学術大会へ参加しに、10月に山形まで行ってきました。
前回大会は大阪で、京都からは近かったのですが、山形は遠いですね。
約6時間かけて大会前日に到着しました。
あゆみ薬局では、毎年、代表者が何かしらの発表を行うようにしているのですが、今回は私が担当ということで、
前年から導入した調剤過誤防止システムの効果についてのポスター発表を行いました。
システム導入後は、調剤時の薬品間違いや規格間違いは著明に減少しましたが、数量間違いはなかなか減りませんでした。
また、入力ミスを防ぐ対策も必要です。そこで、他の薬局はどうしているのかを知りたくて、同じような発表をしている人の所へ
行ってあれこれ質問してきました。みなさん、いろいろと工夫されていて、思ったよりたくさんの話が聞けました。
収穫した情報は薬局に持ち帰って報告し、今後の業務に活用させて頂きます。
学術大会では、全国各地での取り組みの報告が見聞きできるので、毎回とてもよい刺激をもらえます。
おもしろいことをやっている薬剤師がたくさんいます。薬剤師ってこんなこともできるんだと思わされることもあります。
分科会では、フィジカルアセスメントとこれからの薬局・薬剤師のあり方についての講演を聞きました。
フィジカルアセスメントは何のためにするのか、患者さんにとって薬局はどういう存在なのかを考えさせられました。
2日間に渡って、学ぶことだらけで、なかなか大変なのですが、機器展示会場では最新の機器が実演付きで見られたり、
今年はスイーツセミナーという新しい試みがあったりと楽しいこともいろいろあります。
大会には薬学生も参加できますので、興味のある方はぜひどうぞ。
そして、来年の会場は鹿児島です。
これまた、遠いですね~。