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あゆみ薬局ブログ

2019年11月29日

茶道

京都コムファあゆみ薬局、薬剤師の1943です。早いもので、あと1カ月で2019年も終わります。

今年の夏から、茶道のお稽古を始めました。社会人になったばかりのときに1年ほどお稽古に通ったことがはあるのですが、すっかり忘れてしまっていて、一からです。

お茶の道具など何も持ってないまま体験に行ったのですが、道具は高価なので、続くかどうかも分からないし、とりあえずこれを使って…と先生がお持ちの道具をいろいろ譲ってくださいました。帛紗に扇子、懐紙、菓子楊枝、そしてこれら道具を入れるための帛紗袋まで…

もらってしまって良いのかな?何かお返ししないと…お返しするとしたら何が良いのだろう…分からないことだらけです。そこで思いついたのが、あゆみ薬局が在宅訪問している患者さんのYさん…Yさんは裏千家の家元です。お薬を持って訪問した際に、お茶のお稽古を始めたと報告したら、大変喜んでくださいました。そして、茶道の先生から道具を譲っていただいたこと、お返しについて迷っていることなどお話しして、Yさん自身も始めての生徒さんには道具を用意していたということ、お返しには菓子折りが多かったということを教えていただきました。

お茶の世界では、亥の月(11月)は特別な月なんだそうです。
【炉開き】風炉の使用をやめて「炉」を開き、新しい季節を迎える
【口切】茶壺の口を切り、初夏に摘んで寝かせていた新茶を初めて使う
という2つの行事があります。
炉を開けて新茶をいただく…というお正月のような季節なのだそうです。この日に炉を開くと火災を逃れるとされているのだそうです。

先生は、お茶の作法だけではなく、お稽古の際にいろんなことを教えてくださいます。お茶の世界はまだまだ奥が深そうです。Yさんのお宅へ訪問した際は、また茶道のこともいろいろお話し出来たらよいなぁと思います。