薬局の文房具たち

薬剤師の仕事アイテムシリーズ。今回は文房具を紹介してみましょう。
過去のブログ「白衣のポケットの中」「在宅ポーチの中」にも登場した文房具です。

PTPシートを切ったり、薬の外箱から期限とLot番号を切り取ったり、シップや薬袋の箱の封印テープを切ったりと、いろいろな出番に対応すべく、いたるところに配置されているハサミ。
調剤録と処方箋をくっつけたりするホッチキス。
薬袋へ「大きく用法を書く」「一包化薬に記入されている日付を書く」「薬品名・薬効を記入する」、一包化薬に記入された日付を訂正する」などに使用する2種のサイズの黒マジック
カルテに指示がある場合に一包化薬の用法色分けに使う極太色マジック
同じく一包化薬の用法色分けに基本的に使用するダーマトグラフ。（芯がとても柔らかい色鉛筆）
おそらく、最も消費の激しいのが輪ゴム　大小2サイズ。調剤した薬をまとめるのに使用します。
薬をお薬ボードにセットするためのセロテープ（セットは紙テープで行うこともあります。薬がボードから落ちて困る方はセロテープ、薬がはがしにくくて困る方は紙テープが指定されます。）
そんな文房具たちがコンパクトにセットされたのが在宅ポーチです。（輪ゴムは入っていませんが大抵の訪問先での何らかの修正に対応することができます。）

そして、この数年で局内必須アイテムに仲間入りしたロール付箋！
薬袋に貼る「ショートステイ用」「自宅用」「配薬ズミにくっつける」「ご本人にお渡し」「職員管理」など配薬時の指示、
処方箋に貼る「処方箋は保険申請中ファイルへ」などのメモ
薬局間の小分けの時の譲受書・譲渡書など、薄いものをリフトで1F/2Fを移動させるときの落下防止のテープとして
などなど、活躍しています。メモ欄が足りなくなったら継ぎ足しで面積を増やすことができるのもありがたいです。