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薬局日記

2017年4月17日

業務改善

なごみ薬局・のぶさんです。

 

なごみ薬局門前の仁和診療所の往診は月曜から金曜までの間に延8単位の往診が組み込まれています。

1単位およそ10人近くの患者さんの往診です。

その約9割はなごみ薬局で調剤し、その半分以上をを在宅訪問しています。

診療所の往診の薬は家族が取りに来られる場合は家族が処方箋を持ってこられますが、あらかじめ診療所から処方箋の控えをファックスしてもらって調剤する人もいます。

薬剤師が訪問指導する場合はファックスして貰った上で調剤、訪問し処方箋を回収します。

基本の訪問は往診の翌日か翌日にデイなどに行かれている場合は翌々日です。

 

 

で、そこで問題です。

午前中の往診が帰ってきてから処方箋のファックスを送ってきますが何時頃にまとめて送られてくるでしょうか。

 

そうです、早くて1時頃、遅ければ3時頃にしかファックスが届きません。

3月までは午後からの往診もあったのですが、早くて6時頃、通常で6時半頃にしかファックスは届きませんでした。

4月からは往診はすべて午前に行かれるようになりました。

で、それから調剤するのですが、どうしても当日配薬しなければならない薬もいくつかあります。

その場合は往診先から口答指示を受ける場合もありますし、帰ってこられてからお願いされることもあります。

 

さて、往診だけを調剤配しているわけではないので外来調剤をこなしながら作っています。

では、何が問題かというと外来調剤しながら一度に帰ってきた往診の調剤を少人数ですることが大変と言うことです。

往診に行かれるのは1軒ずつなので30分に1軒ぐらいのペースです。それが何時間分もの薬をまとめて受付することで仕事の密度が一挙に増してしまいます。

そこの所をなんとかして貰いたいと言うのが今回の業務改善の中身です。

 

往診に行かれた都度処方箋をスマホで写真に撮って貰ってそれをメールで送信してもらい、それで調剤すると言う物です。

言葉では簡単ですが私たちがするのではなく診療所の看護師さんたちにやって頂く物なのでそう簡単に物事は進みません。

メカに弱い人も何人か居られるのでその人たちにもして頂けるように、そして1単位で2コース往診に行かれる日もあるので1台だけではなく2台は同じ仕様の物が必要です。

写真が撮れたらタッチ一つで送信できるそんな仕様を探して試行錯誤を繰り返し、この間やっとそこそこの出来栄えまでの所に持ってこれるようになりました。

 

手ぶれがひどくてほとんど読めないこともありますが、今後さらに看護師さんたちに操作に慣れて頂いて業務改善につなげたいと思っています。

なごみ薬局・のぶさんでした。