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薬局日記

2017年12月6日

ケアマネットの会

京都コムファ あゆみ薬局の薬剤師1943です。

ある夏の昼下がり、あゆみ薬局に電話がかかってきました。

「以前、吉祥院病院にいたケアマネージャーのYです…お願いしたいことがあって…」と。

もともと吉祥院病院でケアマネージャーをされていたときは、Yさんの担当されている患者さんのところに私たちあゆみ薬局が訪問したりしていて、親しくしていたのですが、2年ほど前に上京区の事業所に異動になられその後ご無沙汰をしていました。

そのYさんのお願いというのは、Yさんが世話人をしている、ケアマネさん対象の学習会で、薬剤師の在宅訪問について、講演して欲しいというものでした。いまはさらに異動されて左京区の事業所におられるようですが、薬剤師に講演を頼もうと思ったとき、真っ先にあゆみ薬局の薬剤師の顔が浮かんできたそうです。Yさんと私たちあゆみ薬局の薬剤師がいろんな面で連携して患者さんたちと一緒に歩んだ日々が思い出され、「薬剤師なら誰でも良いわけではない、ぜひあゆみ薬局の方に」と思ってくれたそうです。そこまで言っていただいて、引き受けないなんてこと出来ません…。在宅担当のK薬剤師とI薬剤師に講演をお願いしたところ、日常業務が大変な中ですが2人とも快く引き受けてくれました。そしてその学習会が先週12月2日の土曜日の午後に無事に開催されました。

Yさんが担当されていた患者さんの事例など交えながら、1時間半、薬剤師が訪問して出来ることについて話してくれました。20名ほどのケアマネージャーさんが集まってくださり、皆さんメモをとりながら熱心に聞いてくださっていました。「薬剤師が訪問出来るのは往診の患者さんだけ?」「患者さんが服用している薬の説明書って、ケアマネにももらえないの?」など、いろいろ質問もありました。ケアマネージャーさんたちの多くの関心が薬剤師に向けられていると感じられる学習会となりました。

 

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勤務時間内には十分な準備時間もとれなかったですが、2人とも自分の時間を使って準備をすすめてくれました。休みの日にも出てきて準備をしていたI薬剤師、体調の優れないなかシンビコート吸入を片手に講師を務めてくれたK薬剤師、本当にお疲れさまでした。