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みつばち薬局上賀茂ブログ

2018年11月13日

マネジメントとリーダーシップと駅伝

みつばち薬局上賀茂店 管理者のMです。

11月10・11日に神戸で近畿の民医連の管理薬剤師が集まっての研修があったので参加してきました。

その中で「効果的なリーダーシップ」という話があって、個人的には興味深いお話でした。特に「マネジメントとリーダーシップは違う」という内容は参考になりました。簡単に言うと、マネジメントは「管理・維持・費用対効果に目を向ける・規則や常識通りに行動する」でありリーダーシップは「創造・何を、なぜを問う・挑戦・最善を求める」などがキーワードになってくるのだそうです。

少人数の職場なので、この2つを混同して考えていた部分があったので、論理的に整理できて良い機会となりました。また、リーダーシップと言えば「引っ張っていく」イメージしかありませんでしたが、「サーバント型」など色々な手段があること、環境に応じて行動を変えていかなければならないことなどは今後の仕事に生かせそうだなと思いました。

さて、ここからは少し趣味の話になります。
前述の研修の中に「リーダーと聞いて思い浮かぶ人は誰ですか?」という質問でグループごとに議論する時間がありました。

自分は「青山学院大学の原晋(はらすすむ)監督です」と言って理由を語りましたが、案の定というかグループ内に知っている方はいませんでした。

駅伝を少しでも知っていればかなりの有名人です。
青山学院と言えば箱根4連覇中(常に選手の入れ替わりが起きる学生でこれは凄いことです)また、今年は「3大駅伝」と呼ばれる内の2つ、出雲駅伝と全日本駅伝を制し、箱根を制すれば3冠となり、しかも3冠を達成すれば「史上初めての2回目の3冠」がかかっている・・・・と言ってもきっとどのぐらい凄いことなのか大多数の人に伝わらなさそうなのが残念です。「監督の打診があった時に、それまでの仕事を辞めて上京、奥さんと一緒に学生寮に入り、今もそこで生活している」ことの方が驚かれるのではないでしょうか。

 

青学の原監督の凄い所は、選手を良く見て適性をかなり細かく見極めていることもそうですが、選手の育成、とりわけ「選手に課題と目標を自分で考えさせる」ことだと思います。社会人になればそういう機会はあるかと思いますが、学生の時からそれを組織として徹底させ、最近では監督が少し手を離しても問題ないような雰囲気になりつつあるようです。(その分監督はTV番組で見る機会が増えましたが笑)

「ベースとしての考え方は同じで、それぞれが状況に応じて考えて動ける組織」というのは環境の変化に強い組織であると考えているので、良い所は取り入れていきたいです。

もしこれを読んで興味をもった方がいれば、来年のお正月は箱根駅伝をちょっとでも見ていただければと思います。

 

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