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みつばち薬局上賀茂ブログ

2019年3月22日

京都民医連学術運動交流集会

みつばち薬局上賀茂店 事務のうさぎです。

2月28日 京都テルサで学術運動交流集会が開催され、京都コムファからも3つの口演発表と2つのポスター発表がされました。

私は今回HPHに興味があったので上京診療所の高木先生と草野先生の口演発表を見に行きました。

 

HPHとは…HPH(健康増進活動拠点)ヘルスプロモーションを実現するためにWHO(世界保健機関)が1988年に開始した国際的な病院とヘルスサービスのネットワークです。治療や看護だけでなく、患者さんと地域住民の方、職員の健康づくりも重視して取り組む事が特徴です。

HPHを民医連綱領の視点で再考するや小学生への医療体験会など、どれも興味深かったです。

 

そして、今回私が1番印象に残ったのは以前かかわりのあった患者さんだと思われる事例がポスター発表の中にあった事です。

とても対応が難しい方だったので薬局が移転して、上賀茂店には来局されなくなった今でも記憶に残る患者さんでした。

 

何気なくポスター発表を読んでいたのですが、途中から「??」「あれ?」「これって?○○さんかな?」と思い始め最後まで読み終わって確信に変わりました。

その事例は訪看さんとケアマネさんの発表でしたが、気難しくデリケートな対応が必要な方の心に寄り添い、どうしてあげたら良いのか?何を求めているのかを考え、様々な取り組みを行い、信頼を築いていかれる様子は心から尊敬です!

 

 

凄いなぁ!私には出来ないなぁ…ケアマネさんや看護師さんの寄り添う姿勢の覚悟を感じました。

医療費削減で経営が厳しくなる中、業務の効率化や赤字解消は必要ではありますが。患者さんが何を必要とされていて、私達に何が出来るのか?患者さんに寄り添って患者さんのためにが本来やり甲斐の源だと改めて感じる事ができました。