さよなら原発
コスモス薬局の杉山です。
ちょっと前のことですが
7月16日に東京であった さよなら原発10万人大集会に参加しました。
ご存じの方もおられると思いますが、
その内容はテレビ等のニュースでも大きく放送されていました。
その前の6月23日(土)の集会にも参加しましたが、
参加者は主催者発表で
6月23日は1.7万人、7月16日は17万人とのことでした。
7月16日は今までに経験したことがないほど人が多く、関心も高いことが分かりました。
非常に暑く、長時間なので大変疲れましたが、若い人から年配の方まで幅広い層の方が来られていたのを覚えています。
また国会周辺でも毎週金曜日には、恒例のように原発の再稼働反対や脱原発を訴えているのが印象的でした。
集会の写真を携帯電話で撮ったのですが、
携帯電話が現在壊れて、データーが取り出せないので、
6月23日のみしかアップできません。
原発問題をわかりやすく理解するには、本でもよいのですが、
私はYOU TUBEで知りました。
インターネットで「小出裕章(こいで ひろあき)」と検索すればすぐ出てきますので、こちらをお勧めします。
短時間で分かりやすく、また無料で原子力行政や、福島原発事故の中身がよく理解できます。
この内容を視聴して、驚きました。
プルサーマル計画がでたらめな事や、
原子力ムラと呼ばれる利権団体と官僚・政治家等によって、
国民から電気料金や税金として搾取した巨額マネーを使って死の灰を大量に作り、
なんと長崎型原爆の4000発ものプルトニウムをため、処理しきれなくなり、
それをごまかすために、福井県のもんじゅでプルトニウムを取り出し、
青森県の六ヶ所村の再処理工場で再処理をする
というのですが、
両方とも試運転でのトラブルにより
未だに正常運転さえできずにいます。
もんじゅには1兆円がすでにつぎ込まれています。
おそらく永久に動かせないといわれています。
現在の民法では1億円の詐欺をすると100年の実刑をくらいます。
仮にもんじゅにかかわった官僚や学者・政治家等を100人とすると、
1人あたり100年間刑務所で罪を償わなければなりません。
しかし誰も責任を取らないばかりか、まだ税金等をつぎ込もうとしています。
あきれた国です。
外国ではあまり考えられないと思います。
独裁政権ならわかりますが。
日本は一応法治国家ですよね?
それとも官僚等が好き勝手に税金等を使ってもとがめられない放置国家なのかな?
政府やマスコミ等が、自分達に都合の良い情報ばかりを流し、本質を伝えないことが問題だと思うのですが、
広告収入や、電力会社等がお金のばらまき等によって世論や学者・マスコミ・政治家等をコントロールするのは、
何も日本だけではなく、海外でもよくあることです。
ほんとうに懲りない日本人は困ったものですねー。