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薬剤師のつぶやき

2016年6月10日

韓国旅行に行ってきました。

5/19日から5/22日まで韓国の天安市にある独立記念館と国立扶余博物館等の扶余旅行に行ってきました。

いつものようにホテルと飛行機のみの予約を取り、金浦空港から、ビジネス街の江南にホテルをとり、高速バスで行きました。

 

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韓国の高速バスのターミナルは非常に大きく、4か所あります。もともと鉄道があまり発達していないため、高速バスや市内バスの便が多く、また鉄道に比べて安く、利用しやすいのでバスの便が非常に便利です。1日目は朝早く自宅を出ても、飛行機や空港鉄道、リムジンバス、地下鉄等の乗り換えが多く、ホテルにはPM3時頃に着き、その日はバスの下見に行きました。翌日の5/20日にソウル高速ターミナルから天安市の独立記念館に行ってきました。バスで約1時間10分で天安市高速バスターミナルに着き、天安市の市バスの乗り換え、約30分でつきました。とにかく巨大な施設なので、1日で回りきれないぐらいでした。小・中・高と学生が集団で来ていました。とにかく広いので歩き疲れました。

3日目はソウル南部バスターミナルから約2時間10分の扶余観光に行きました。朝早くにバスに乗り、目的の国立扶余博物館、有名な宮南池、巨大な百済歴史文化団地と徒歩とタクシーで見て回りました。

 

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国立扶余博物館では有名な国宝の百済金銅大香炉も見てきました。この航路は台座が龍で上がハスの花の上に山々が作られていて、その山々の間からお香が出てくるようになっています。また山々を作った上に様々な動物が作られています。その中で特筆すべきものにサルがいますが、韓国にはサルが住んでいません。すなわちサルのいる他国に貿易等で移り住んで交易があったことを示しています。これは1993年12月12日に国立博物館により,百済羅城と陵山里古墳群の間の田んぼの第3建物址の中央軒の西側の隅から出土されたこの香炉は,金銅光背の欠片など450余点の遺物と一緒に発見されました。

高さ61.8センチ,重さ11.8キロもする大型香路で,大きく胴体と蓋に分られ,上部に付着している鳳凰と脚部を入れると4部分に分られる。

蓋には23の山が4~5重に重なっている風景を見せている。笛や小琵琶,玄琴,鼓などを演奏する5人の楽士と各種武人像,騎馬狩猟像など,16人の人物像と鳳凰,龍をはじめとする想像の鳥,虎,鹿など39の現実世界の動物が表現されている。今回は天気がよく気温も30度近くまで上がり、この他に,6本の木や12の岩,山の中腹にある山道,山の間に流れる小川,滝,湖なども千変万化に表現されています。非常に有名なもので日本にも来たことがあります。日本史にも出てくる白村江の戦い後に百済(663年当時の朝鮮半島南西部の古代国家)が唐と新羅の連合軍に倭(日本)と百済の連合軍が大敗をして国家が滅亡したために、地中に隠したものです。そのため発見当時は大騒ぎになったそうです。学術的にも貴重な発見だそうです。今回天気がよく、日中は30度近くまで気温が上がったため、扶蘇山城は時間的にも無理なのであきらめました。また今度いこうとおもっています。   

 

コスモス薬局 杉山

 

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