平和盆踊り
7/30(土)18時から太子道診療所の駐車場で毎年恒例の「平和盆踊り」がありました。
夕日が最後の力をふりしぼる中、真ん中には櫓が組まれ、近隣の医療機関などが夜店の準備を始めました。
コスモス薬局は、「ミニトマトすくいとピヨピヨあひるちゃんすくい」をしました。
金魚すくいがむずかしいこどもたちは、まずはスプーンで肩ならし。スプーンなら簡単じゃんと思われますが、水に浮いているあひるちゃんは流れていくので追っかけっこになるんです。大胆に金魚すくいを水の中に入れるこどももいて、見てる側をヒヤヒヤさせます。すくったら、ひよこちゃんとお菓子をプレゼント。中にはトマトをわしづかみするこどもも。トマトはあげられないの。おうちで食べてね。
配薬をしている特別養護老人施設の利用者さんも、家族や職員に付き添われて櫓の前で楽しまれていました。提灯の明かりが夏の夜を演出し、江州音頭が陽気に流れ、浴衣を着た人たちがゆっくり歩をすすめていました。
熊本の復興支援で、阿蘇の無農薬のお茶の販売もしました。私はここ十年、毎夏このお茶で涼を楽しんでいます。飲むと阿蘇の風やにおいを懐かしく感じるのです。GW、震災後に阿蘇の茶畑の草刈りに行きました。帰ってきたら、半袖の白衣の下から傷だらけの腕がのぞいていました。
最後まで片づけを手伝ってくれた方、来ていただいた方、たらいやミニプールを持ってきてくれた方、ありがとうございました。
お盆なのでお寺で聞いたお話しを一つ。仏教では布施を施すことを最も大切な修行としていて、お金や知識がなくても出来る施しがあります。無財の七施といいます。
一、眼施 : 優しいまなざしで接すること。
二、和顔施 : いつも和やかに、おだやかな顔で人に接すること。
三、愛語施(言辞施) : 思いやりの言葉を使うこと。愛情こもった厳しさが時に必要。
四、身施(捨身施) : 困った人に手をさしのべること。
五、心施(心慮施) : 他の人のために心をくばること。
六、壮座施(そうざせ) : 座席や地位を譲ること。
七、房舎施(ぼうしゃせ) : 雨風をしのぐ場所を提供すること。相手に雨のかからないようにすること。
「よろこんでもらうこと」と言い換えたら分かりやすいようです。何か一つでもできるよう、亡き母に誓いたいと思います。
コスモス薬局 松田