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なごみ薬局ブログ

2019年10月18日

なごみ薬局の大いなる進化

   先の台風で被災された皆さん、お見舞い申し上げます。
   カンパ袋が回ってきていましたので県連を通じて何らかの形で支援できるのではと思っています。
 

   9月末に上半期の棚卸しを実施した際に、長年の念願だった医薬品の自動発注に発注を切り替えました。但し薬局間・問屋からの小分けで入手している薬品は除外されますが。
 

   自動発注の利点は発注点を設定したらその数字の在庫を切った場合に、自動でその薬品を発注にかけてくれることです。今までは薬の入っている箱が使って空になったら、その箱を捨てずに「発注用の箱」(大きな段ボール箱)に一時入れておき、その箱のバーコードをリーダーで読み取ってデーターを送信していました。
   この場合、箱が命で箱が開かない限り発注に掛かりません。一人しか使っていない薬の場合は在庫を減らしたいですよね。そんな場合も新品の箱と使用中の箱がないと発注漏れが生じてしまいます。
 

   こんな時は出来るだけ使用中の箱に「○○さんのみ」などと書いて余分に買わない、次回切れそうな在庫になった場合は買うように注意をしてきていました。それとインスリン製剤のように箱のままお渡ししている薬品は箱が出ませんよね。なので、出した分だけ次回用に買っておかないと在庫がどんどん減ってしまって欠品してしまいます。
 

   上記のような欠点を解消してくれるのが自動発注です。
 

   自動発注するにはヒートとバラの製品をマスターも分けた上でレセコン入力する必要があり、他の製剤でも注意して入力しなければいけないものもあります。そこの所も自動発注がなかなか一般化(コムファ内では2店舗目)してきていない状況にあります。
   導入にはほとんどの薬品に発注点と発注量を設定する必要があり、その作業は業務の合間を見ながらU君がコツコツと作業してくれました。
 

   運用ははじまったばかりなので問題点もいくつかありますが、調剤の最中に在庫のことをあまり考えずにいられるのでストレスが軽減して気分が楽になっています。私だけ?
 

 

なごみ薬局 のぶさんでした