バイタルサインから副作用を発見する
京都コムファの全職員学習会があり、参加しました。
あゆみ薬局正岡です。
今回のテーマは「バイタルサインから副作用を発見する」、講師は西七条診療所の関沢先生です。
五感を駆使して「見る 触れる 触る 聴く 嗅ぐ」ことで、バイタルサインを収集することが大事で、
皮膚の状態からは血液循環の総合的な状態が瞬時にわかるそうで、温かさ冷たさや色、なめらかさなど
見るところがたくさんあります。
薬の副作用で頻度高く皮膚症状を起こすもの、添付文書とはちがう薬の使い方をすることもあること なども
教えていただきました。
他にも脈のとり方や血圧のメカニズム、パルスオキシメーターの測り方、副作用としての呼吸器症状・
精神神経症状、便秘について、βblockerの副作用などなど盛りだくさんでした。
血圧が高いか低いか、熱があるのかないのか、素早くバイタルをとり伝えることが大事で、血圧が170か 180か、
熱が38度1分か3分かはさほど重要ではないとも話されました。
新しい作用機序の便秘薬「アミテイーザ」が出ている薬局では患者さんは何か言っていたかとか、
「エピペン」調剤したことある薬剤師さんいますか?など薬剤師側にもいろいろ聞かれていたのですが、
もっともっと薬のことを薬剤師と話したいが、近くにいないからなかなか話せない…とのことで、
西七条診療所の近くの薬局のオープンを心待ちにしていただいているようでした。
すでに建物の出来上がっている新店舗、開局はさてさていつになることでしょうか…