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学術研修

2012年10月29日

4年目研修

京都の民医連では各職種毎に教育研修委員会という組織があり、薬剤師は4年目まで毎年研修を受ける機会があります。この研修では、病院の薬剤師も調剤薬局の薬局も同時に研修を受けます。

 現在京都民医連の薬剤部の教育研修では、1年目は症例検討、2年目は医師による講演、3年目は症例発表、4年目は事故防止のための手法、を学びます。

 

 そして今回私は4年目研修の、事故防止のための手法であるPARME―2Eというものを学びました。

PARME-2Eとは調剤事故防止を目的に、調剤事故における原因分析手法の確立、実際の事故事例の分析結果を踏まえた事故防止対策の提案、のために作られた分析方法です。

 今回は各自事前に症例を提出し、その中から分析する事例を当日提示され、それらの事例を2つのグループに分かれて分析・立案しました。

 今までPARME―2Eで分析・立案したのは1度しかなかったため、分析するシートを記入するのに苦労しましたが、同じような過ちを犯さないためには、細かい分析が必要なのだな~と感じました。

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