診療報酬の改定

この4月は診療報酬の改定が行われました。あゆみ薬局ではこの対応に毎日アタフタしています。

今回の改定で、薬剤師の業務はかかりつけ機能が重視され、「対物」から「対人」へと大きく変化していくことがよく分かります。具体的には大型門前薬局の基本料が見直されたり調剤料が引き下げられる一方で、ハイリスク薬の指導加算や重複投与等防止加算が引き上げられたり、薬剤師によるかかりつけ指導料が新しく設定されました。「かかりつけ薬剤師」についてはメディアでも報道されていたので、耳にされた方もおられると思います。また、薬歴管理料の基準が見直され、今まではお薬手帳を利用するのとしないのでは利用する方が値段が高かったのに、今回は反対に利用する方が値段が安いということになりました。かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師を持った方が安心だよ、という趣旨ですが、これもメディアで報道されていたのでご存知の方もおられると思います。患者さんも良く知っておられ、「テレビで言ってたわ～」とおっしゃることも多いです。メディアの力ってすごいな、と思います。

そして今までは補助的な存在だった電子お薬手帳も本格的にお薬手帳として認められました。今まではこんなのもありますよ、と掲示はしていたもののあまり本格的に宣伝していませんでしたが、あゆみ薬局でも電子お薬手帳に対応した準備を進め、4月1日から案内を始めています。始めてみようかな、という患者さんもチラホラおられます。スマホを利用されていてご興味ある方はアプリで「お薬手帳」を検索してみてください。

あゆみ薬局　正岡