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こすもす日和

こすもすだより

2019年4月26日

自分の知らない世界へ-読書のススメ-

いつの頃からか読書が好きになっていた。小・中・高校時代「課題図書」を読むなんて大嫌いだったのに・・・。いつの頃からか読書が好きになっていた。小・中・高校時代「課題図書」を読むなんて大嫌いだったのに・・・。
小学校も中学校も高校も徒歩15分圏内、じっくり家で読書する習慣も全くなかった。ところが、大学はいきなり片道2時間、往復4時間の電車通学になった。このことが私と「本」との出合いになったのだと思う。また大学で出逢った友人がとても読書家であったことも影響しているかもしれない。
授業が終わると、連れだって大学図書館へよく足を運んだ。そこで色々な書物に出合い、次第に読書が好きになっていったのだと思う。本を読んでいる時は現実から離れ、本は私を知らない世界へと一気に引き込んでくれる。活字を通し、景色であったり音楽であったり、自分でどんなふうにでも想像することが出来る。次はどんな展開になるのかとワクワクしながら先へ先へと読んでいく。
最近はミステリー小説やファンタジーな小説をよく読むようになった。特に東野圭吾氏や中山七里氏の小説は面白い。物語を通して「こういう生き方、考え方もあるんだ」と気付くことも多い。時には悲しい結末が待っているときもあるのだが・・・・。
毎日忙しくなかなか自分の時間が持てないが、5分でも10分でもスキマ時間を見つけて、今日も私の知らない世界へ逃避する。
皆さんもスキマ時間を見つけて自分の知らない世界へ出かけられてはいかがでしょうか?

H.H.

(この記事は2019年4月1日発行「こすもすだより」第61号として掲載されたものです)