いのちと健康を守る「架け橋」に いのちと健康を守る「架け橋」に

薬剤師のつぶやき

2013年5月27日

へき地に医療にとりくむ「山の薬剤師たち」

こんにちは。花ぐるま薬局、花ぐるまのおばさんです。

半年ほど前

Twitterでお見かけした

とても熱心に将来の薬剤師像を考えている学生さんに

導かれるようにたどり着いたホームページ

 

山の薬剤師たち

NPO法人「山の薬剤師たち」

「私たちの活動方針」が熱い。

NPO法人山の薬剤師たちは,地域の皆様の健康と安全のために、地域の診療所、医療スタッフ、行政、大学、そして住民の皆様と連携して活動を行う特定非営利活動法人です。

1)一般医薬品の販売および処方箋調剤による医療用医薬品を提供

木屋平診療所の近隣に保険薬局を開設し,院外処方箋による調剤および一般医薬品や介護用品の提供します。

 

2)高齢者および障害者の生きがいを支援

薬局内にサロンを設立し、気軽に足を運んでいただける、くつろぎの場の提供を目指します。

また、病気のこと、薬のことを知っていただける勉強会も開催します

 

3)在宅医療や介護を支援

診療所の医師、看護師、その他の医療スタッフと連携して、住民のニーズに応える、多職種連携の在宅医療を目指します

 

4)学生教育を支援

大学の実習生を積極的に受け入れ、医師、看護師、その他の医療スタッフを含めた多職種と連携した、へき地医療の実習を行います

 

5)地域活性化を支援

県内大学の医療や福祉分野と連携し,技能や人材などを活用しながら地域活性化を図ります

6)環境の保全を図る事業水質調査や花粉飛散調査などを行い,年次表を作成します。木屋平での花粉飛散状況などを通年調査し,年次表を作成しながら次世代の環境保全活動に活用できる基礎資料を作成します

 

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地図でみるとどんなところかイメージしにくいですが

 

スクリーンショット 2013-05-26 23.39.49.png

 

おおーー、航空写真でみると、山また山。

医療機関と患者さんとの信頼関係も

「選べない」という負の要因が、「信じるしかない」から「信じる」

という幸せに転じているのだろうかと

昨日電話で延々相談された女性の事を思い出しました。

医療機関に対する不信感から

高血圧の薬や抗凝固剤を、自己判断で間引いて飲んでいるその女性は

どうして不幸な信頼関係しか築けずに

無駄な時間や医療費を費やしているのかと考えました。

 

熱心な学生さんは「薬学生NEWS」などを通じて学んでいることだろうと思うと

私もただのおばさんではいられないと思う今日この頃です。