理系本?と触れ合うわたし
毎日何だかバタバタ。。。。読める本も気軽に読めるものしか読めない。。。。お恥ずかしいことに。
本屋さんには特に用事がなくても、時間があればつい寄ってしまいます。
ぶら~っと巡回して、背表紙や帯を読んで“これはっ!!”と惹かれたものを買っています。
最近の私のヒットが下記の2つになりますので、ご紹介します。
「わからん薬学事始」
これは帯買いしてしまいました。
久寿理島(くすりじま)に住む草多の家は代々秘伝の薬を作る製薬会社。
唯一の島の産業でもあり、秘伝の薬「気休め丸」を作る後継者になるべく、東京の和漢学園へ・・・
帯にも書いてあるように「薬学青春エンターテイメント」の児童文学です。
まさかこんな児童文学が出ているなんて・・・作者の方は薬剤師さんなのでしょうか。
読んでいる中で豆知識も出てきました。例えば、綺麗にお風呂場などのカビをとった後に43度以上の
お湯をかければカビが生えにくいだとか・・・子どもから大人まで楽しめる物語でした。
次のものは背表紙買いです。
「先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」
「先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!」
「先生、子リスたちがイタチをおそっています!」
“どういうこと!?”と思って即買ってしまいました。
公立の鳥取環境大学・小林教授の専門は動物行動学。
先生のまわりでは日常的に?動物に関わる珍事件が起こっているようです。
その珍事件のエッセーではあるのですが、関わった動物から考える日本の自然環境についての先生の
見解や学生達に対する熱い思い、人間という動物の行動学についても織り交ぜてあり、とても面白かったです。
“なんでこの先生の周りには面白いことが起こるのだろう”と逆に考えさせられる本でもありました。。。。
タイトルのセンスも抜群、先生の発想も抜群で笑いをおさえるのが大変でした。
まだ読めていませんが、
「先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!」
「先生、キジがヤギに縄張り宣言しています!」
「先生、モモンガの風呂に入ってください」
「先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!」
などの著作があります。
読んでいる中で初めて知ったのは、
①鳥取にもモモンガがいること、②カヤネズミというかわいいネズミが住処を奪われていること、です。
先生はモモンガの保護活動をされているそうです。私も鳥取出身ながらモモンガがいるなんて知りませんでした。
(モモンガは北海道にいそうな・・・皆さんもそう思いませんか?)
また、本の中でも紹介されるカヤネズミになぜか私は惹かれておりまして、その保護活動を熱心にされている
カヤネズミネットワークの代表者さんの講演が3月22日、私の近所のカフェで行われるんです!
話聞いてみたい!!!!と思いつつ、22日は薬学生と一緒に福島に行ってまいります。
被災地を見て、現地で生活されている方々から貴重なお話を聴くことになっております。。。。
次回のブログでカヤネズミについて更に語るべきか、福島について語るべきか、、、、
あ~~~悩ましい。
にしても、この間私を和ませてくれる本たちは理系?系?
今までの私にはなかったジャンルの本と触れ合う日々、、、なかなか新鮮で良いものです。
あゆみ薬局 A子