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薬剤師のつぶやき

2014年6月11日

「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」

 

先日有休の時に映画を見てきました。

 

「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」

 

あらすじ: 大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない勇気(染谷将太)は、軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに参加することに。向かった先は、携帯電 話が圏外になるほどの山奥のド田舎。粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき、虫やヘビの出現、過酷な林業の現場に耐え切れず、逃げようとする勇気だったが……。(by yahoo)

 

という林業を通して主人公の成長を描く話です。

 

「アナと雪の女王」や「テルマエ・ロマエ2」など有名映画がひしめく中、この映画を見た理由は原作既読者だったからです。自分は結構小説を読んでいるので、好きな作品が映像化する度に映画館に足を運んでいると思います。でも、小説の映像化は漫画などの原作に比べて難しいと個人的に思います。何故かというと漫画はある程度絵で共通のイメージが作られているのに対して、小説は文章のみ。イメージの個人差が大きいからだと考えています。

 

さて、肝心の映画ですが・・・結論から言うと結構満足しました。

 

原作ではもっと林業の大変さに触れられていたと思いますが、2時間で上手くまとまっていたと思います。随所に笑いのシーンをちりばめつつ、伐採シーンや木に登って枝打ち(余分な枝を切って1本の大きな木にするための作業)をスタントなしで撮り切り、映像の良さを存分に生かしていたと思います。あと伊藤英明の演技。ワイルドな役が似合うとは思ってませんでした。

 

そして何と言ってもこの話の目玉は最後のお祭り。48年に1回という祭りは原作ではとても大規模なことをするのですが・・・。ネタバレになるので詳しくは言えませんが、見る前は100%CGだと思ってました。しかし祭り内容少し変えてセットを組んでやりきった!!お蔭でとっても迫力ある映像に。これはスタッフに拍手ですね。

 

とまあ色々書いた訳ですが、印象に残ったのは主人公の成長を通して「誰かに認められる、必要とされる」というのはとても嬉しく、モチベーションが上がることだと再認識。これは仕事に通ずると思うので、現場で生かせていければ良いなと思います。

 

wood job.jpg