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なごみ薬局ブログ

2018年7月17日

豪雨に考える

西日本の豪雨災害、お見舞い申し上げます。

京都の市内や京都府南部では大きな被害は無かったものの、北部の綾部・福知山などの地域は甚大な被害が発生しており、また広島県・岡山県・愛媛県についてはお亡くなりになった方が相当数いらっしゃる事を思うと自然災害の恐ろしさを感じます。

でも本当に自然災害といえるのかとも思うのですが。

人間が人工的に作り出した色んなものの結果災害が発生して、人名が奪われたり、建造物が壊れたりする状況を生み出してしまったのかも。
回りくどい言い方ですが、例えば、東日本大震災の時の津波。
昔からリアス式海岸の地形のため津波が増幅されて何度も押し寄せていた三陸の海岸沿い。
昔の人が石碑を建てていたそうで、「この下に住むべからず」のような文言だったとか。その石碑もいつ建てられたかについては、私は覚えてはいないのですが確か明治以前の時代だったのではと。
低い土地には津波が来るから人間は住んではいけないと言う先人の教えを無視して海岸沿いに町を作って住んだが為に被った被害だったのではと思います。

 

梅雨時にあれだけの集中した降水が何日も続く事は私の記憶では今までありませんでした。仕事中にエリアメールが何度も鳴り、阪急電車(通勤で使っている)は通勤特急や快速急行が運休し、各停と準急のみの営業となり、その電車が桂川の上を通過するときには徐行運転する。その時の桂川の水位は河川敷にある野球練習場がもうすぐ水没する位の勢いでした。

 

職場近くの紙屋川は普段は水深数センチ程度の側溝を少し大きくした程度の川ですが、在宅のついでに少し寄り道して見に行きました。茶色い濁流が轟音を立てて流れています。普段の川とは表情が全く違っていました。(写真)
我が家(大山崎町在住)は土砂災害警戒地域には該当してなくて、桂川の氾濫に対しては避難する地域に当たっています。5年前の桂川が危ない(事実一部決壊したところがありました)時と比べたら阪急も動いていたし、町役場からの避難を呼びかける町内放送も無かったので有りがたかったです。

 

 

豪雨災害について、何でこんなに同じ所に強い雨がずっと降り続けるのか?なんとかならないのか?気象学者(そんなんいたっけ)や科学の英知を集めて豪雨をコントロール出来ないものなのか。一般人はちゃんと避難すること、これに尽きると思いました。

 

 

先月に続いて自然災害がテーマでした。なごみ薬局 のぶさんが書きました。