配薬びより
ぼやき担当、花ぐるま薬局のおばさんです。
天気予報に反して 肌寒い西陣です。
ですが乾隆小学校の西門の桜はほぼ満開
と、思うまもなく花散らしの雨が降ってきました。
雨が降る日は往診の患者さんのお宅を薬を持って訪問し
服薬管理指導をする(これを「配薬」と呼んでいます)のも
色々な苦労があります。
先日(4/3)も竜巻予報が出ていましたね。
そんな日は
ただでさえ体の不自由なお年よりにとって
玄関の鍵を開けに居室から出てくるのも大変です。
秋の台風が近づいている日もそうでしたが、
独居老人のゆりこさんには
この日も家の前まで来ているのに
「風が強いから明日にして」と配薬を断られてしまいました。
天気を気にして午後から配薬と分かっているのに
朝から何度も電話がかかってきます。
訪問記録から薬の残りを計算し、翌日にするか押し通すか
「こちらにも都合はあるのになー」と悩みます。
薬局で他の薬剤師とわいわい話していると
「明日は無理です、といえばカギを開けてくれますよ」と
教えてもらいました。次からはこの手で行きます。
配薬には、通常、運転手さんと2人組で軽自動車で行くのですが
近くなら、自転車で出かけることもあります。
そんなときは佐川急便の祇園出張所を見習って
こんな自転車にはっぴ姿で出かけたら
『粋』でかっこいいと思いますが、
きっとこんな意見は薬局長に没にされますね。