~みつばち便り~アルコールは水分補給になりません!
みつばち薬局上賀茂店 薬剤師の赤担当です。
!!アルコールは水分補給になりません!!
熱中症の予防に水分を摂るようにといわれますが、アルコールでは水分補給をしたことにならないどころか、熱中症になるリスクが高くなります。
理由としては、以下の2点があげられます。
- アルコールを分解する過程で体内の水分を利用するため
- アルコールには利尿作用があり、お酒を飲んだ以上に尿として水分が出ていってしまうため
アルコールを摂取するということは、利尿作用によって身体から水分が失われるだけではありません。体内において、アルコールを分解するためにも水が使われるため、利尿作用と合わせて、身体は急激に水分を失うことになります。
結果として、脱水症状からの熱中症という結果につながることもあります。アルコールをのむ際は、お茶やお水もとるなどの十分な注意が必要です。暑い夏ほど注意する必要があります。
カフェインにも利尿作用があるので注意しましょう。