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2023年12月11日

スイカはパレスチナの抵抗のシンボル

末尾に掲載の学習会は、Webで開催され、延べ約100名の参加となりました。約1時間半の学習会でしたが、パレスチナに家族を持つ留学生の話も聴くことができ、貴重な学習会となりました。

パレスチナの状況はテレビでも報道されるようになりました。医療関係の動画リンク(惨いシーンの少ないもの)を参考に・緊急に掲示しておきます。動画は1.5時間と「お手軽」に視聴できるものではありませんが、現地を見た医療人としては簡単に語ることのできないものだと思います。

医療関連リンク

 

 

スイカがパレスチナのシンボルであるのは?

本部のXです。
X(旧ツイッター)などのSNSで、パレスチナの人道危機を救う投稿にスイカの絵が付されていて、どういう意味か分からなかったのですが、SNS上の韓国の知り合いの人が別のアカウントのポストを引用して教えてくれました。


 
    @pps_kr
1967년 팔레스타인 서안/가자/동예루살렘을 군사점령한 이스라엘은, 팔레스타인 국기는 물론 국기의 흰빨검초 색이 보이는 물건을 소지한 사람을 체포했습니다. 이에 저항하려고 팔레스타인 사람들은 수박을 썰어서 들고다녔대요! 그래서 팔레스타인에서 수박은 저항의 상징이기도 했습니다.
   
   

朝鮮語は読めないので翻訳サイトの力を借ります。

 
    1967年〔第三次中東戦争〕、パレスチナ西岸/ガザ/東エルサレムを軍事占領したイスラエルは、パレスチナ国旗はもちろん、国旗の白黒緑色が見えるものを所持した人を逮捕しました。 これに抵抗しようとパレスチナ人はスイカを切って持ち歩きました! それでパレスチナでスイカは抵抗の象徴でもありました。    
 

パレスチナ問題の経緯は認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーンの「パレスチナ問題とは」の「パレスチナ問題の経緯」が比較的平易に説明していてわかりやすいように思います。

いずれにしても、パレスチナにおけるイスラエルによる攻撃、人道危機は国連も職員の犠牲者を出しており、グテレス国連事務総長も国連憲章99条に基づいてガザ停戦のために安保理に行動要請を行いました。国連憲章99条の発動は50年ぶりだそうです。この発動を受けた安保理の「ガザ即時停戦」の決議案にはアメリカが拒否権を行使してしまい否決されてしまいました。

パレスチナの一般の人々は、世界中が自分たちのことを見放さず、無視せず発信し続ける事、話し続けることを求めています。一日一刻も早い停戦と人道回復を求めます。(ウクライナへのロシアの攻撃もです)

●関連記事:パレスチナ・ガザ地区での武力行為の即時停止を求めます(2023年11月25日)