1月9日(土)京都民医連・医労連・共同組織・共済会の新春のつどいに参加ました。
各団体の新春のあいさつのあと、記念講演として吉永純氏を講師に招いた講演会がありました。吉村先生は花園大学社会福祉部教授で、著書に「生活保護改革と生存権の保障」があり、他にも京都保健会がまとめた「いのちをつなぐ無料手低額診療事業」の編著者としても関わってこられた方です。
講演では病気と貧困の実態・無料低額診療の重要性を話されました。家賃や食費の支払いが精一杯で、医療費まで手が回らないという人が無保険となり、医療にかかれない実態を話されていました。最後は、京都民医連の「平和塾」の卒業制作発表がありました。平和塾とは、京都民医連内の各院所の若手職員を中心にした塾生たちが、半年以上にわたって平和学習を行う取り組みです。憲法などいろんな講義を聞きフィールドワークを行い、医療人に欠かすことのできない平和・人権についての認識を深める塾です。平和の事を考えていかなければと思いました。
短い時間でしたが、大変勉強になる時間でした。
コスモス薬局は、移転後12年、開局20年を迎えることが出来ました。
多くの患者さま、地域のみなさまにご利用いただき心より感謝申し上げます。
昨年は、戦争法の制定など、平和が脅かされかねない動きが出てきました。
医療・社会福祉は平和でこそ保障されるものと考えます。
憲法9条を守り、25条を生かすことは、幸福を追求する権利(第13条)などをはじめ、
あらゆる基本的人権を保障する土台であると私たちは考えます。
コスモス薬局は皆さまとともに、社会保障の拡充と平和を守る運動に取り組んでまいりますとともに、
地域の皆さまの「かかりつけ薬局」として、信頼されるよう頑張り続けたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
職員一同
先日、あゆみ薬局の薬局長と摂南大学薬学部を訪問してきました。
学生時代にお世話になった先生方にお会いしましたが、相変わらず学生実習や研究などで忙しくされていました。
研究室の教授からは、当時、僕はあまり積極的な感じではないと思われていたみたいで、社会に出てちゃんとやっていけるか不安だったようです。しかし、今回、教授とやり取りするうちに、その不安はなくなったと仰っていただけました。
就職課にも訪問し、現在の学生の就職活動の状況についてお話を伺いました。薬剤師国家試験の合格率が年々下がっているという背景があるので、内定をもらったのに試験に落ちたら就職先に申し訳ない、試験に受かってから就職活動をしようと考える学生が増えてきているとの事でした。学生の心理を考えると、その考えに至ってしまうのは最もだと思います。今でも困難となっている薬剤師の確保は、より一層難しくなっていきそうです。
京都アスニーで医療懇談会を開催し、地域の方々にご参加いただきました。
内容は、転倒防止体操です。
まず初めに「閉眼片足で何秒立っていられるか?」というテストをしました。
私は30歳代の適正数値である55秒は軽く出来ると考えていましたが、50歳代の適正数値の30秒という結果に・・・。
筋肉の衰えと、運動不足が原因だそうです。
参加者の中には、80歳代で50歳代の適正数値の30秒間を「軽く立っていられた」と話す方もおり、ただただすごいと感じました。
他にも手を交互にグー・パーしたり(意外と難しかったです)、毎日できるストレッチを教えていただいたりと、あっという間に時間が過ぎました。
短い時間でしたが、地域の方々と交流ができて本当によかったと思います。