10月20日の業務終了後に、メーカーを呼んでの学習会がありました。

糖尿病薬で新しい作用機序を持つ、デベルザ錠という薬剤です。

腎臓の尿細管での糖の吸収を抑えて、血糖値を下げるという薬です。

 この機序の薬はまだ発売されて数年しか経っていないので、注意して使っていかなければならないと思いました。

今回はクレストールについてです。

クレストールは高コレステロール血症に使う薬で、LDLコレステロール値を下げるために服用します。LDLコレステロール値が高いと、心筋梗塞や脳梗塞など、生活に支障をきたすような重い病気が起こりやすくなります。

印象に残ったのは、薬剤師が服薬指導をすることによって、患者さんの検査値が下がるという報告があったことです。

クレストールは痛み止めなどと違い、飲んでも、すぐに身体が楽になるわけではなく、途中で飲むのをやめてしまうことが多いと言われています。

そのため、薬剤師の声がけが薬物治療に影響するようです。

実際に研究結果があると言われると、やる気が出てきますね。

9月3日に全職員に向けた、認知症をテーマにした学習会がありました。認知症サポーターになるための講習会で、地域包括支援センターの職員の方を招いて行いました。講義とビデオとの合間にグループディスカッションを挟む、という構成でした。

　講義では、認知症についての病態の基礎知識や物忘れとの違い、認知症の周辺症状について学びました。周辺症状と一口に言っても、女性では家計を預かる立場が多い事から物盗られ妄想が多い、男性では嫉妬妄想が多いなど、その人自身の性格やそれまでの生活スタイルが反映されているケースが多いという事を学びました。

　グループディスカッションでは「自分が認知症になったら、どのように周囲の人に接してほしいか。またどのような環境で生活したいか」といったドキリとする内容から、「お店で料金を支払わずに、勝手に商品を開封して食べている現場に出くわしたら、店員としてどのように対応するか」等、実際に起こり得る内容を5名1組で話し合いました。

　自分自身が認知症になる事を想像するのはとても難しいですが、認知症であってもなくても、お互いを尊重して認め合う気持ちが必要なのだと思いました。

8月4~6日に広島で開催された原水爆禁止２０１６年世界大会に参加しました。「核兵器のない平和で公正な世界のために」というスローガンを掲げて行われた今大会は、4日の開会総会から始まり、国連関係者、政府代表がそれぞれの立場から核兵器の廃絶を訴えて、色々考えさせられました。

5日は、反核平和の文化を学んできました。文化とは、人間の成長に欠かすことができないもの、人間の心を広げるものであるという信念をもつ芸術家の方たちの話は興味深く、また歌あり、合唱ありと盛りたくさんの内容でした。全国から来られた方とも意見交流ができ勉強になりました。

６日は平和祈念式典に参加し、原爆資料館や原爆ドームなども訪れました。小学生の修学旅行で広島を訪れ戦争のこと、原爆のことを学んだ思い出を懐かしく振り返る事が出来ました。

薬剤師政策課題（5つの目標）などを学び，改めて，仕事上大切なことに気づきました。

患者さんへのアンケート調査の結果で，薬代3000円以上/1月の方が，貯金を取り崩す等経済的理由で治療の中断を経験しているのを知り，私達に出来ることはないか、制度についての知識を深めたいと思いました。

民医連から発信した情報から添付文書の改訂にいたった例もあるなどの報告を受け，努力が認められており素晴らしいと思いました。

学会での発表で受賞した職員のポスター発表では，話を聞けて，よかったです．見やすく，わかりやすかったです。

学習会「医療安全」では，医療事故事例を学習し，今後の服薬指導に活かしていきたいです。

事故の背景，要因や誤りの事例を知り，気を付けるポイントが分かりました。もっと心をひきしめて、業務をしないとと思いました。

たくさんの活動の報告や，学習会で，よい刺激を受け，気をひきしめて，精進して，人に喜ばれる仕事をしようと思いました。